【モテモテ魔王の異世界冒険録】キミの性癖を余すところなくぶつけよう

『モテモテ魔王の異世界冒険録』は2019年11月にリリースされたゲームアプリです。
ただ、実はこれ、正式名称じゃないんですね。

全部書くと、『モテモテ魔王の異世界冒険録 - 今日は世界征服ですか?それとも嫁探しですか?』になるという。
なんて全部盛りなお名前!

 

言ってみれば、いわゆる「なろう小説」を意識しているのは間違いありません。
何しろゲームの冒頭、いきなり社畜な主人公が魔の国「プラディノ」に召喚されるところからゲームは始まります。
そうして、寵姫となる女の子には何やら淫紋的な魔紋をつけていくというハーレム構築要素も。

 

開発は国外、香港のOASIS GAMES。
しかし、ローカライズされた日本語は非常に自然で、言われないとわかりません。
日本のアニメ絵にマッチした絵柄から考えても、東アジアの市場で戦う方法を分析して作られていることがわかります。

 

言ってみれば、『王に俺はなる』や『日替わり内室』といった、箱庭的ハーレムゲームのライトノベル風味。
それも成年向けラノベ風味のゲームがこの『モテモテ魔王』であると言えるでしょう。

何より、このゲームのテーマは他のゲームにはないところにあります。
ずばり「性癖」です。

 

 

 

ハーレムにはダークエルフ、スライム娘、ロボットに、美少年まで!?

このゲーム、ジャンルは「魔族経営シミュレーションゲーム」とネット上に書かれてるんですよね。
でも、「ウソだろ?」と思ってしまいます。
そもそも、タイトルからして『モテモテ魔王』なわけです。どう考えてもハーレムがメインです。

 

しかも、このゲーム。
ハーレムにいるお嫁さん候補がとんでもなく「濃い」んです。

そういうチャレンジもありかもなとチラッと考えてはみても、なかなか実行には踏み切れない。
そんな領域に堂々と足を踏み入れています。

 

最初に入るのは迫害されていたダークエルフ。
なるほど、これはよくあります。
他の候補としては女騎士や亡国の姫。

 

「うん、それらしいじゃないか。いったいどこが濃いんだ?」

そう思われたでしょう。
あえて避けてましたからね、驚くようなところを。
では、すごい面々をズバッと並べてしまいます。

 

・スライム娘(ピンク色)
・雲をつくような巨女
・戦闘用ロボット(いかにもなロボット)
・超ぽっちゃりなメスケモ(眼鏡つき)
・手のひらサイズの妖精たち複数
・細身の美少年(配下になる戦闘型チャラ男の弟)

これら全員と床をともにできるという。
もちろん成年向けゲームではないので、「行為中」のテキストはないのですが……。

事後の一言はありますし、ちゃんとみんなに淫紋もとい魔紋が刻印済み。
ニッチ性癖も絶対逃すまいという開発陣の熱い想いが垣間見えるようです。

 

 

 

育成の楽しみを増やすイベントの数々

とはいえ、性癖ばかりがこのゲームの特徴ではありません。
同じような育成ゲームは数ありますが、モテモテ魔王は非常に育成へのサポートが手厚いです。

とにかくよく育成アイテムが手に入ります。それも無課金で。
もちろん、課金したほうがより手に入る数はブーストしますから、「課金する甲斐」もあります。

 

これらが手に入るイベントは、育成の進み具合が関係するものからしないものまで様々。
プレイスタイルも協力プレイのほうが稼ぎやすいものから、ソロプレイ専門のものまで、あらゆるシーンに対応しています。

 

いくら色とりどり、個性豊かな配下が仲間になっても、育成アイテムが乏しいと、なかなか他のプレイヤーとの差別化は図れません。
その点、モテモテ魔王の配り方は尋常じゃない。
プレイヤーごとの色合い、「推しキャラへの注ぎ込むリソース」がこれでもかと供給されるわけです。

 

ゆえに、マイペースで遊んでいても非常に楽しい。
自分なりの魔王軍が編成できて、箱庭を作る楽しさに通じるものがあります。

 

 

 

 

月額課金で差をつけるのがちょうどいい

こういうゲームの常として、課金するポイントは複数用意されています。
激レアなキャラを手に入れたいと思ったら、それこそ万単位の課金が必要です。

これをお読みになっているあなたが富豪なら気にしないかもしれませんが、99%の方は課金するゲームは限定したいとお考えですよね?
また、その使う場面についても、熟慮に熟慮を重ねて決めたいとお考えのことと推察します。

 

そこで、本記事ではおすすめの課金ポイントを紹介します。
それはいわゆる月パスと呼ばれる、1回買えば30日効果が持続するものになります。

他のゲームは年間パスポートや永久パスポートも売っているのですが、モテモテ魔王には月間のものしか存在していません。
(※2020年8月時点での話なので、今後追加される可能性はあります)

 

代わりに、月パスには2種類あり、「通常会員」と「プレミアム会員」に分かれています。
さらにはこれら2種類を同時に購入することが可能です。

 

本稿では、この2種類同時買いを強く推奨します。
こうしたパスポート系のゲーム内通貨配布サービスの特徴なのですが、費用対効果が抜群に良い。
デメリットは毎日に分けて配布されるため、一気にドカンと資産が増えるわけではないくらいでしょうか。

 

それでも、ゲームが快適になるのは間違いありません。
好きなアイテムも入手しやすくなり、イベントへもより気軽に参加できるようになるでしょう。

もちろんお財布と相談ですが、課金するなら1ヶ月効果が持続するところから入るのは、悪くない選択になるでしょうね。

 

 

 

 

プラディノはまだまだ進化中、この波に乗り遅れるな!

こうしたアニメ絵でがっつり作っているタイプの育成ゲームは、これからさらに需要と供給が拡大するジャンルであろうと思われます。
今までは写実イラストや歴史題材が中心でしたが、こうしたファンタジー的な舞台でのものが増えてきたのは、日本市場を見据えてのものでしょう。
いわゆる「東洋美少女戦争」の始まりを感じます。

 

このくくりで見ると、パイも大きい分、競合相手も非常に広くなります。
それこそゲームアプリとしてのセールストップである『Fate/Grand Order』を始めとして、数多くのライバルとの争いに勝ち残らねばなりません。

したがって、これからもより多くのユーザーを獲得するための施策を投入してくるものと思われます。

 

実際、ゲーム内ではSNSでのシェアキャンペーンが行われ、その知名度の向上に貢献した分だけアイテムがもらえるようになっています。
今後はそうしたPRの形も増えてくるでしょうし、もらえるアイテムもより嬉しいものになるかも。

 

そうでなくとも、気軽に始められるタイプのアプリであり、プレイヤーの可処分時間を大きく奪わないというメリットがあります。
ちょっとインストールしてみて、ほんのり続けてみる。

 

その上で、気に入ったら数百円の通常会員から課金を始めてみる。
これくらいで、ちょうどいいかもしれませんね。