サガシリーズキャラのオールスター大進撃ゲーム【ロマサガRS】

そこの貴方、ロマンシングサガシリーズは好きですか?
いや、まだご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
何しろ、シリーズ最後の作品である『ロマンシング サ・ガ3』が発売されたのは1995年ですから。

しかし、2019年、スクウェア・エニックスからHDリマスター版が発売されました。
24年の時を超えて、「偉大なる名作」がよみがえったのです。

 

でも、そのすごさが当時を知らない世代にはいまいち刺さらないはず。
そういうコンテンツには、なかなかお金を出しづらい。
それなら、やっぱり基本無料のゲームアプリから入るのが良いってもんです。
今回ご紹介するゲームは『ロマンシング サガ リ・ユニバース』。
略称は『ロマサガRS』です。

 

ロマサガ系の伝統とも言える「閃き」システムを始めとして、グッと来る仕掛けがいろいろ。
全く触れたことがないという方も、「これは」と心を掴んできますよ。
ぜひとも名作RPGシリーズの正統後継について、この記事でお知りいただければと思います。

 

 

閃き、連携、オート機能つきの簡単操作

「ピコーン」という電球が頭の上に光る表現。
こちらをご覧になったことはありますか?

 

言ってみれば、古来のマンガ文化から語り継がれる伝統的な表現です。
それをゲームに取り入れ、「技をひらめく」というシステムを作り出したのが、かつてのスクウェアが作り出したロマンシングサガ。
さらに、ロマサガの後継シリーズである『サガ フロンティア』で、その技を連携させるというシステムを開発しました。

 

ドット絵のキャラが、所狭しと暴れまわる優秀な技システム。
そこに、ソーシャルゲームの快適さを証明する「オート戦闘機能」が追加されました。
ロマサガRSは「閃き」「連携」「オート」を組み合わせ、非常にユーザビリティの高いシステムになっています。

 

 

オールドファン感涙のリニューアルの数々

「コンシューマの名作が『ソシャゲ落ち』してしまった」
これはファミコンやスーパーファミコンのころからプレイしてきた、古いファンの嘆きです。

 

数々の作り込まれた名作ゲームが、「お手軽すぎる」ソーシャルになることで、その思い出を汚される。
とても悲しいことです。

もちろん、デベロッパーだって偉大なブランドをつぶしたくはない。
誇りをかけて開発してはいるんですが、思い出補正が掛かった名作と比較されてしまうと、どうしても厳しい戦いになります。

 

ロマサガRSはそこを非常に上手く折り合わせている。
このゲーム、実はスクウェア・エニックスの単独開発ではありません。
ソーシャルゲームのノウハウを豊富に持ち合わせている「アカツキ」との共同開発です。
その点が大いに奏功していると言えるでしょう。

 

 

可愛いキャラから格好いいキャラまでズラリ

 

ドット絵というのは想像力を大いに喚起します。
ファミコン、そしてスーパーファミコンのころから、現在のプレイヤーたちは「こういう姿なのかしらん」と様々にイメージを膨らませてきました。

 

もちろん、イメージイラストはありましたが、それはあくまで公式からの参考画像。
自分の中の理想は、それぞれの脳内にあったわけです。

 

と、あったわけですが、それにだって限界はある。
そもそも、時代が時代なので、リアル寄りの絵柄だったりするわけです。
かわいいとかセクシーとかではなく、流麗。
それはもちろんすばらしいのですが、すべての趣味嗜好を受け止めるには至らない。

 

ご安心ください。
ロマサガRSは、そうした悩みを解決しました。
多くのキャラが複数のレアリティを持ち、それぞれ別のイラストレーターさんが担当することで、平成的魅力と令和的魅力の併存を実現。
「可愛い」から「格好いい」まで、女キャラも男キャラも勢揃いです。

 

 

とりあえずやっておけば課金アイテムが貯まるぞ

何しろ売れ線ゲームですから、課金だってできます。
課金アイテムはダイヤで、基本的にはガチャを回すのに使いますね。
有償ダイヤ専用のお得なガチャもあるので、そういう意味では課金する価値はあります。

 

ただ、このゲーム。
やたら売れていて景気が良いのか、リリース当初からやたらダイヤを配りまくっています
リリース記念で配り、半周年記念で配り、300日記念で配り、1周年記念で配り……。
いやもう登録してログインしてるだけで、どんどこダイヤが貯まります(笑)

 

で、それを好みのキャラが来たところで回す。
SSRの的中確率も高いので、かなりの爽快感がありますよ。
また、同一キャラの技や術や1つずつ共有できるので、下位レアリティのキャラもちゃんと「閃き」をさせる価値が出てきます。

 

そういう遊び甲斐があるゲーム。
言葉を選ばずに言ってしまえば、「ガチャの快感を得るだけでも楽しい」ので、登録しておくのはおすすめです。
また、ダイヤと同じくらい体力回復アイテムも3ケタ4ケタと配りまくるので、周回で困ることはなくなったり。
残念ながらスキップ機能が弱いので、周回に時間が掛かるのはネックですね。

 

おっと、最後に1点。
もしやるならば、「生命の水」または「ライトヒール」が使えるキャラは育てたほうがいいですね。
回復手段は基本的にこれらの術しかないので、水属性や光属性のキャラは要チェックです。
では、皆様にも良いロマンシングがありますように。